レーザートーニング
レーザートーニングとは
肝斑や色素沈着に対する治療法でQスイッチYAGレーザーを用います。表皮の下部組織メラノサイト(メラニンを生産する所)に対して、刺激の少ない1064nmレーザーを肝斑専用の非常に弱いパワーで、余計な刺激を与えずにメラニンを少しずつ減らしてゆきます。メラノサイトを活性化させず(メラニンが発生しない)穏やかに働きかけるため、安全で効果的に肝斑やくすみ、炎症後色素沈着などを徐々に薄くしていきます。
回数を重ねるたびに肝斑や色素沈着が少しずつ薄くなり、キメの整った透明感のある肌へと導きます。
また、ケミカルピーリングで皮膚のターンオーバーを促し、シミの排出を早め、トラネキサム酸導入で肝斑(かんぱん)の炎症を抑えます。当院では、これらと合わせて、トラネキサム酸の内服によりメラニン生産を抑制し、肌状態を整え、体の内側からケアします。さらに、メラニン色素の生産を抑制するハイドロキノン美白外用薬を用いたオリジナルの施術を行っております。
肝斑の特長
- トラネキサム酸がシミの炎症を抑えることによって、シミが徐々に薄くなり自然に皮膚の色に馴染みます。
- 肝斑(かんぱん)レーザートーニングやトラネキサム酸導入を組み合わせ、総合的に治療します。
- ケミカルピーリングとの併用でより高い効果を発揮します。
施術概要
お化粧 | お帰りの際、お化粧をされてお帰りいただけます。 |
痛み | 少しほてったような赤みがでることがあります。 |
施術時間 | 施術時間は5分程度です。 |
施術回数 | 1~2週間毎に10回に行うと効果的です。 |
施術回数と施術費用について
肝斑部分の照射は1~2毎のペースで10回ほど行う事をお勧めしています。その後は色味をみながら1か月に1回の継続治療をすることで、発生を抑えます。
レーザートーニング(肝斑部のみ)1回 | 16,500円 |
レーザートーニング(肝斑部のみ)+ケミカルピーリグ1回 | 27,500円 |
施術の流れ
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STEP 1 カウンセリング
まずは医師が診察を行い、その部分にどう照射するか、起こりうる現象と治療の流れを説明します。
患者さまにあった治療法をアドバイスさせて頂きます。
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STEP 2 クレンジング
洗顔を行います。
低刺激の洗顔料、クレンジングをご用意しております。
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STEP 3 施術
施術部位の確認を行い、ゴーグルで目を保護します。
施術部位にレーザーを照射します。輪ゴムで軽く弾かれたようなパチッという感じがして、徐々に赤くなっていきます。その後、トラネキサム酸導入を希望される方は導入を行います。
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STEP 4 施術後
照射後は少し赤くほてったようになります。冷却で落ち着きます。
お化粧をしてお帰りいただくことができます。
オプション
ケミカルピーリング
レーザートーニングはメラニンを壊しているだけですので、それを排出させることが必要です。20代後半からターンオーバーは低下しメラニンの排出が遅くなります。ケミカルピーリングで不要な角質0.01mmほどを取り除くことによって皮膚のターンオーバーを早め、壊したメラニンを排出させましょう。
内服、外用治療
医療機関でしか処方する事の出来ないシミ治療に効果的なお薬の併用が可能です。治療効果を高めるだけでなく、治療回数や期間を短縮する効果があり、 早く色素に対する効果を出したいという方の併用療法です。
高濃度ビタミンC点滴
内服では摂取不可能なレモン1250個分もの高濃度ビタミンC(アスコルビン酸)を直接体内に点滴し、血中濃度を急激に上昇させることで、身体の隅々までビタミンCが行き渡ります。抗酸化作用による美白 やエイジングケアの美容効果、疲労回復、免疫力の向上が期待できます。メラニン細胞の活性化を防ぐため、日焼け後のシミケアにも効果的です。